実験用途別

マイクロピペット作製装置

実験用途別

マイクロピペット作製装置

マイクロピペット作製装置

研究者がピペット自作にこだわる理由 “TOP3”

  1. 自分のイメージにぴったりの先端形状にしたい!

    エキスパートのミクロの手は常にスペシャルメイド

    インジェクター特性や実験目的、試料サイズ、液性などに合わせ、ピペット形状を意のままに作り分けることで良い試験結果を引き寄せることができます。

    シャーレの淵にあてる方法やピンセットなどで摘まんで潰すなど、先端開口のラフな調整方法はありますが、先端は任意の割れた形状にもなりますし、狙ったサイズにならないことも多いです。

    本器の加工技術を熟練された方は、1µm刻みで開口のサイズを作り分けることも可能になります。

  2. ほぼ毎日実験を行うので、使用本数が多量…消耗品購入だと莫大な費用に

    ローコストオペレーション

    多種多様なガラス管ラインナップは様々な実験目的に対応。

    既製品購入使用に比べ、大幅なローコストランニングを実現します。

  3. 既製品メーカーの多くがナリシゲ製マイクロフォージによる加工作業で作製

    マイクロピペット作製のリーディングカンパニー

    ナリシゲのガラスマイクロピペット作製ツールはマイクロマニピュレーション市場の世界中の多くの研究室、マイクロピペット既製品メーカーなどでも加工技術標準器として使用されています。

    熟練度次第では、既製品ピペットメーカー同等もしくはそれ以上の性能の1本を自作で得ることができます。


アプリケーション別 ピペット作製手法例

ホールディングピペット

ホールディングピペット 作製チャート

ホールディングピペット イメージ図
ホールディングピペット イメージ図
代表的な用途
哺乳類卵子のピペット先端部 吸引保持固定
推奨インジェクター
IM-11-2, IM-HD1, IM-HD1T
ピペットイメージ
  • 外皮が柔らかく球形に近いものを吸引し固定したい
  • 浮遊細胞の固定をダメージ少なく行いたい

ICSIインジェクションピペット

ICSIインジェクションピペット 作製チャート

ICSIインジェクションピペット イメージ図
ICSIインジェクションピペット イメージ図
代表的な用途
ICSI, ES-cell injection, Biopsy など
推奨インジェクター
IM-11-2, IM-21
ピペットイメージ
  • 対象物への穿刺ダメージを極小に抑える先端鋭利加工
  • 広い先端開口と対象物への穿刺性能を両立させたい

DNAインジェクションピペット

DNAインジェクションピペット 作製チャート

DNAインジェクションピペット イメージ図
DNAインジェクションピペット イメージ図
代表的な用途
DNA-injection, RNA-injection など
推奨インジェクター
IM-401, IM-21, IM-11-2
ピペットイメージ
  • 様々な動物種への遺伝子導入やウイルスインジェクションなど、水溶液の微小注入用途として汎用性の高いマイクロツール
  • 引っ張っただけ(PC-100)のピペットをピンセットやディッシュ底面などに先端を打ち当てて先端開口を得る場合もあります

IM-11-2(空圧インジェクター)の場合、ピペット先端径によっては注入できない場合があります

パッチクランプ用電極

パッチクランプ用電極 作製チャート

パッチクランプ用電極 イメージ図
パッチクランプ用電極 イメージ図
代表的な用途
ホールセルパッチクランプ
推奨素材管
GD-1.5
ピペットイメージ
  • 先端外径が約 ø1.5µmとなるバラつきの少ない再現性のよいパッチ電極を作製したい

脳内インジェクション用ピペット

脳内インジェクション用ピペット 作製チャート

脳内インジェクション用ピペット イメージ図
脳内インジェクション用ピペット イメージ図
代表的な用途
脳内インジェクション
ピペットイメージ
  • 先端を一定の太さ(平行)にしたい(平行部の外径:ø40µm)
  • サンプルへのダメージ(侵襲性)を低くしたい
  • 注入の際、先端で薬液が詰まりにくいピペットがほしい

上記他 、 以下のような実験目的/操作用途でマイクロピペット作製が行われています

  • 液体、細胞の吸引回収
  • 刺激用薬液のパフ
  • 異物ピックアップ
  • 筋組織の牽引
  • 四分子解析
など

ガラス管の加工方法

引っ張る
引っ張る
折る
  1. ピペットをガラス玉(ヒーター)に近づけます

    ピペットをガラス玉(ヒーター)に近づけます
  2. 熱したガラス玉に接触させ一部を融合させます

    熱したガラス玉に接触させ一部を融合させます
  3. ヒーターを切るとガラス玉側が折れます

    ヒーターを切るとガラス玉側が折れます
丸める
丸める

至近距離(非接触)で熱する事により開口が収縮

曲げる
曲げる

至近距離(非接触)で熱する事により熱収縮で湾曲

スパイク
スパイク

熱したガラス玉に研磨後の先端を接触させた後、引っ張りながらヒーターを切ります

研磨する
研磨する

砥石面にピペット先端をおろし 鋭利にします


マイクロピペット作製装置

PC-100: プーラー
型式
PC-100 【プーラー】
用途
  • 引っ張る

二段引きが可能な汎用性の高い縦引き型。錘による重力落下方式。ヒーター値を調整し、任意のテーパー形状を実現します。

シンプルな操作でインジェクション用からパッチクランプ用まで幅広く対応できる世界の研究者から愛される汎用機種です。

EG-45: 研磨器
型式
EG-45 【研磨器】
用途
  • 研磨する

マイクロピペットをピペットホルダーに装着し、研磨角に設定後、研磨できます。

粗微動同軸ハンドルによる上下操作で砥石面に微細にタッチできます。

注水装置と排水機構により、切れ味の良いピペット先端を実現します。


顕微鏡は付属されません。

顕微鏡やデジタルカメラなどを併用する場合、研磨器から水が飛散しない位置に配置してください。

MF3: マイクロフォージ
型式
MF3 【マイクロフォージ】
用途
  • 折る
  • 丸める
  • 曲げる
  • スパイク

マイクロピペットの先端を観察しながら加工できる装置です。

顕微鏡部を改良し、視野面積が約1.78倍(当社比)となったことで、より明るくクリアになった高解像度でピペット加工作業が可能です。

先端径の測定や損傷の確認など、ピペットの検査も簡単に行えます。

接眼レンズ10x、対物レンズ5x/10xを標準品として付属しており、対物レンズ50x(別売)を追加できます。


各種レンズはMF3専用です。また、旧製品の接眼/対物レンズは、互換性がないため使用できません。

同一ピペット観察による解像度の比較

MF3

  • 対物レンズ 50x(別売:MF3-LO50
  • 接眼レンズ 10x

総合倍率 500x

総合倍率 500x

MF2(旧モデル)

  • 対物レンズ 35x
  • 接眼レンズ 15x

総合倍率 525x

総合倍率 525x


ガラス管選択

ガラス管選択の要素(外径1mmの場合)
ガラス管選択の要素(外径1mmの場合)
芯なし(G-)/
芯入り(GD-)
先端開口の非常に小さいピペット(ø1µm以下)での水溶液注入の場合、毛細管現象による吸引方向の潜在的圧力を和らげられる、注入しやすい芯入りガラス管の使用をお勧めします。

「芯なし」と「芯入り」では作製後のガラス管の「腰の強さ」に差は出ません(例: G-1 / GD-1

ガラス管肉厚
外径 / 内径の比率の違う管を使い分けることで、ピペット自体の腰の強さ(しなり強度)と開口の大きさ(穿刺ダメージの低減効果)を指標とし目的に合わせ選択します。肉厚であれば腰が強く、肉薄であれば刺入ダメージの少ない「切れ」の良いピペットとなります。
ガラス棒
吸引 / 吐出など、内圧管理の必要がない操作用途として、腰の強い先端ツールが作製できます。
型式 G-1 G-1.2 G-1.5 GD-1 GD-1.2 GD-1.5 G-100 G-100L G-1000
外径
(mm)
1 1.2 1.5 1 1.2 1.5 1 1 1
内径
(mm)
0.6 0.75 0.9 0.6 0.75 0.9 0.75 0.75 -
長さ
(mm)
90 100 90
本数
/箱
500 200
材質 ボロシリケイト

※長さは特注対応にて70mm~180mmまで指定可能です


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