ランチョンセミナー

大会名
第37回 日本神経科学大会
開催地
パシフィコ横浜
日時
2014年9月11日(木)ランチョンセミナー1
時間
12:00~13:00 (終了しました)
会場
B会場(501)
言語
日本語

※本学会ランチョンセミナーは整理券制です。整理券はセミナー開始後無効となります。

整理券発券場所:パシフィコ横浜会議センター 2F エントランス

整理券発券時間:8:00 ~ 11:30(当日分のみ)

共催:第37 回日本神経科学会/株式会社成茂科学器械研究所


セミナー
脳活動計測に活かす行動実験テクニック
-Behavioral experiment techniques useful for neurophysiology-

近年、電気生理記録、二光子イメージング、オプトジェネティクスなど脳内活動の計測技術の急速な発達に伴い、遺伝子操作が容易な齧歯類(ラットやマウス)に心理学的な行動課題を遂行させ、その機能を担う脳活動を探索する研究アプローチが極めて重要になってきている。そこで、本ランチョンセミナーでは、最先端の脳活動計測技術に活かせる齧歯類の行動実験を円滑に導入するための技術的情報を提供したい。

まず、長年にわたって我が国の齧歯類の心理学的・神経生理学的研究をリードしてきた櫻井教授(京都大学)が、オペラント条件づけを利用した電気生理のための行動実験の基本と歴史を、ご自身の自由行動ラットでの研究例を交えてレビューする。次に、礒村教授(玉川大学)が、前肢でレバーを操作する行動課題を学習した頭部固定ラットに独自の電気生理学的手法を適用して、大脳皮質や基底核の機能的活動を解析した研究例を示す。最後に、松崎教授(基礎生物学研究所)は、運動課題を学習するマウスの大脳皮質の機能的活動の層特異的な変化を2週間にわたり二光子イメージングで追跡した最新の研究成果を紹介する。

本ランチョンセミナーが、齧歯類はもとより、マーモセットなど小型動物全般の脳研究の発展に貢献することを願う。

座長
礒村 宜和 先生(玉川大学脳科学研究所)

講演者
櫻井 芳雄 先生(京都大学大学院文学研究科
Yoshio Sakurai(Kyoto University, Graduate School of Letters)
演目
齧歯類の行動訓練のために
-Essence in behavioral training for rodents-

齧歯類(ラットとマウス)に特定の行動課題を訓練するためには、オペラント条件づけの基本事項を理解しておくことが必要である。今回は、心理学における行動研究も踏まえ、神経科学実験におけるオペラント条件づけの基本的方法について解説する。


講演者
礒村 宜和 先生(玉川大学脳科学研究所
Yoshikazu Isomura (Tamagawa University, Brain Science Institute)
演目
ブレないアタマで挑む電気生理実験
-Reliable electrophysiology in head-fixed rodents-

一昔前までは不可能とされていた、脳定位固定した齧歯類にレバー操作の行動課題を効率よく学習させて、マルチニューロン記録、傍細胞(ジャクスタセルラー)記録、ホールセル記録などの電気生理学的計測を組み合わせた研究例を具体的に紹介する。


講演者
松崎 政紀 先生(基礎生物学研究所
Masanori Matsuzaki (National Institute for Basic Biology)
演目
頭部固定マウスの運動課題の開発と運動野細胞活動長期イメージング
-Motor task for long-term two-photon calcium imaging of the mouse motor cortex-

私たちは世界に先駆けて、頭部固定マウスにおいて前肢でレバーを操作する運動課題を開発し、2週間にわたってこの課題を学習中のマウスの大脳皮質運動野第2/3層と第5a層の多細胞活動変化をイメージングし、レバー運動や前肢運動との対応を取ることに成功した。本研究について実験系開発の話も含めながらご紹介します。

ページの先頭へ戻る


大盛況の内に幕を閉じることができました。

礒村 宜和 先生

櫻井 芳雄 先生 松崎 政紀 先生

たくさんのご来場ありがとうございました。

展示会・学会情報に戻る