ランチョンセミナー

大会名
Neuro2013
開催地
国立京都国際会館
日時
2013年6月20日(木)ランチョンセミナー2
時間
11:45~12:35 (終了しました)
会場
Room 4(会議室名:Room D)
言語
日本語

※開始時間は、今後変更となる場合もございます。

※整理券は当日(6月20日)7:30~11:15(なくなり次第終了)、国立京都国際会館の1F メインホール前ロビーにて配布いたします。

※セミナー会場には整理券をお持ちの方を優先的にご案内いたしますが、整理券をお持ちの方でもセミナー開始5分を過ぎると入場できない場合がございますので、予めご了承ください。


座長
村山 正宜 先生(独立行政法人 理化学研究所 脳科学総合研究センター 行動神経生理学研究チーム)
セミナー
新皮質における回路とその機能
-Neocortical circuits and functions-
講演者
吉村 由美子 先生(自然科学研究機構生理学研究所、神経分化研究部門
Yumiko Yoshimura (Division of Developmental Neurophysiology, National Institute for Physiological Sciences)
演目
大脳皮質視覚野の経験依存的発達
-Experience-dependent maturation of visual cortex-
講演者
村山 正宜 先生(独立行政法人 理化学研究所 脳科学総合研究センター 行動神経生理学研究チーム
Masanori Murayama (Lab for Behavioral Neurophysiology, Brain Science Institute, RIKEN)
演目
高次運動野の入力が体性感覚野と動物行動に与える影響
-Impact of secondary motor cortex on somatosensory cortex and animal behaviors-

大脳皮質視覚野の経験依存的発達

Experience-dependent maturation of visual cortex

大脳皮質の情報処理はその神経回路を基盤として行われています。 大脳皮質の機能は、生後の環境に適応するために経験依存的に調整されることが知られており、その調整はシナプス・神経回路の可塑的変化によると考えられています。 我々は大脳皮質の中でも多くの知見が集積されている一次視覚野に着目し、様々な視覚体験を経た動物を作成して個々のニューロンの視覚反応と神経回路の変化を対応付けることにより、視覚野で行われている情報処理メカニズムを明らかにしたいと考えています。 神経回路特性の解析には、ラットやマウスの視覚野スライス標本において2細胞同時ホールセル記録法やケージドグルタミン酸による光刺激法を用いています。 これまでに、興奮性シナプスで結合している2/3層錐体細胞ペアは、その周辺の細胞からの興奮性入力を高い割合で共有しており、非常に微細なスケールの神経回路網が視覚野内に埋め込まれていることを報告しました。 本セミナーでは、この微小神経回路網形成の経験依存性について報告します。 さらに、微小神経回路網を欠く視覚野を対象に、多点シリコン電極により記録した個々のニューロンの視覚反応の解析結果に基づき、微小神経回路網はどのような情報をコードしているのかについて考察します。

吉村 由美子 先生(自然科学研究機構生理学研究所、神経分化研究部門)


高次運動野の入力が体性感覚野と動物行動に与える影響

Impact of secondary motor cortex on somatosensory cortex and animal behaviors

感覚刺激の知覚は、皮膚などの感覚器からの求心性入力だけに依存していません。 知覚は、脳の高次領域からのフィードバック入力にも依存していると考えられています。 この仮説は主に解剖学的な研究(そして人の主観)から提唱されてきたものであり、詳細な神経メカニズムは不明でした。 そこで我々はこの謎を解くために、生きたマウスを用いて解剖学的神経回路の探索、2光子イメージング、マルチユニット記録、パッチクランプ記録、新皮質膜電位イメージングや、動物の行動課題時におけるオプトジェネティクス法を用いた神経活動の調節を行いました。 そして高次運動野が感覚刺激の知覚に重要な役割を果たしていることを見出しました。 本発表では、体性感覚の知覚に関わる神経活動を、単一神経細胞レベル、回路レベルで詳細に観察し、これをオプトジェネティクス法でコントロールした研究結果を報告いたします。

村山 正宜 先生(独立行政法人 理化学研究所 脳科学総合研究センター 行動神経生理学研究チーム)

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大盛況の内に幕を閉じることができました。

村山 正宜 先生 吉村 由美子 先生

Neuro2013 ランチョンセミナー

たくさんのご来場ありがとうございました。

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